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2011年10月

2011年10月31日 (月)

『長谷川恒男 虚空の登攀者』 佐瀬 稔著 中公文庫。

20060305hasegawa02

長谷川恒男がグランドジョラス北壁を登り、アルプス三大北壁の冬期単独登攀の成功は世界初となったのが1979年3月の事。

『北壁に舞う』というグランドジョラス登攀のドキュメンタリー映画を封切と同時に見に行った。

しかし、私は岩登りや厳冬期登山には縁がないので、「ハセツネ」にはそれっきりだった。
ところが最近私のホームグラウンドである大岳山に「ハセツネ」の記念碑ができた。
「日本山岳耐久レース」も通称「ハセツネ」と呼ばれており、大岳山もそのコースの一部となっている。

100dsc08029 100dsc08030←御岳山から大岳山に行く途中、長尾平にできた長谷川恒男の碑。

そんなこんなであらためて長谷川恒男に関するこの本を読んでみたくなったという訳だ。

「ハセツネ」のたどった生涯について知りたいと思うなら、まずこの本を読むことをおすすめする。
彼がいかにして単独登攀の道に突き進んだか、どうやってアルプス三大北壁冬期単独登攀を成し遂げたか、ウルタルⅡ峰で何故消えていったのか・・・

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2011年10月30日 (日)

金峰山へ(本編)。

仲間用の連絡サイトで「10月の休みはこの日とこの日・・・」とつぶやいていたところ、斉藤さんから反応があった。

斉藤「たけぱぱさん。 18日はヒロミ郷のお誕生日ですよ。 お山へGOGOGOですね!」
私「斉藤号が出れば金峰あたりに行きたいですねぇ」
斉藤「斉藤号、OKですよ!ヘナチョコノロノロ運転ですけどね」
私「では金峰にGOですね」
斉藤「電話で確認したところ、大弛峠までの道は琴川ダムより上が通行止だそうです」
私「電話確認ありがとうございます。では瑞牆山はいかがでしょう?」
斉藤「瑞牆山、イイですね。今度こそ、GO!GO!GO!ですね」

10月18日に瑞牆山に行くこととなったわけだが、そこへ は~・しみっち・ブロッケンの3名が手を挙げてくれた。
しかし直前に斉藤さんが腰痛でダウン。
参加は私を含め4名となった。

(この4名なら金峰山に行けるな。ブロちゃんとは昨年瑞牆山に一緒に行ってるし・・・)

そして直前に金峰山に行き先変更というか、一番最初の金峰山に戻ったというわけだ。

=======================================================

2011年10月18日(火)、4時起床。
パッキングをして、4:45頃青梅の家を出ます。
青梅駅前のコンビニでおにぎりやパンなどを買い、5:01発の電車で立川まで。
立川で中央線下りに乗り換え、高尾まで。
高尾始発の松本行き電車に乗り換えます。

松本行きは信州色115系電車。
BOX席に二人ずつすわるくらいの乗車率で6:14に高尾を発車。
高尾から先の中央線はいきなり山の中に入り、旅情をあおってくれる。
相模湖や藤野、上野原などで人が降りていき、BOX席も一人で使用できるようになる。
車窓を眺めながらコンビニで買ったおにぎりを食べて朝食とする。

一旦すいた車内も甲府駅手前でまた混み出し、甲府でまたどっと降りる。
8:02、韮崎に到着。

駅前にはは~さん・ブロッケンさんの顔が見えた。
ブロ「しみっち号も来てますよ。あっちです」
そっちに向かって歩いていくと、しみっちも車から出てきてこれで4名が揃った。

しみっち号は瑞牆山荘へ向けて出発。

やがて左には鳳凰三山と甲斐駒が、正面には八ツが、右手には茅ヶ岳が見えてくる。

電車内から見た甲府市内はもやっていたが、ここ韮崎まで来ると多少雲はあるものの、ほぼスッキリ晴れている。
今日の金峰からの眺望に期待しよう。

増富温泉を過ぎ、本谷川の渓谷沿いに走る。
紅葉が見事だ。
車の中まで黄色くなってしまうような見事な黄色の景色が続く。

しみっち号は9:06に瑞牆山荘上の駐車場に到着。

早速支度をして、各自で準備運動。
100dsc07976←駐車場は平日にもかかわらず、半分以上は車で埋まっていた。

準備が整ったところで、4名右手を前に重ね「ファイト~、マッスル、マッスル!」で気合を入れ、9:14歩行開始。

100dsc07977←前を別のパーティが歩いていく。紅葉が見事だ。このパーティは登山口を通り過ぎたので「どこ行くんですか~?」と声をかけ、「瑞牆山ならこっちですよ」と案内申し上げる。

100dsc07978←この看板を見てクマ鈴をザックに付ける。

100dsc07979 100dsc07980←私・しみっち・は~・ブロの順で歩いていく。

100dsc07981←やがて瑞牆山が見えるところに出る。今日は金峰に向かうが、またいずれ瑞牆山にも来ることになるだろう。

100dsc07982 100dsc07983←ブロちゃんはここで水を汲んでいく。

100dsc07984←このあたりの紅葉は見頃だ。

100dsc07985←9:56、富士見平小屋に到着。テントも3張あった。

100dsc07986_2←小屋前にてしばし休憩。富士見平はどうしても暗いイメージがつきまとうが、花など飾り、雰囲気も変わってきたようだ。
小屋の中をチラッとのぞくと入口付近は喫茶店のカウンターのような作りにしてあり、変れば変るもんだなという感想を持った。

10:01、富士見平を出発。金峰に向かう。

100dsc07987 100dsc07988←紅葉を愛でつつ登っていく。

100dsc07989←10:46、大日小屋付近で小休止。
(大日小屋ってなんか陰気だなぁ・・・)

100dsc07990←飯森山。

100dsc07991

100dsc07992←11:18、大日岩。ここでも小休止。赤い矢印の方に行くと小川山である。

100dsc07993←苔が見事なところが何個所かある。「苔好きの人」の観賞にも充分耐えられると思う。

100dsc07994

100dsc07996←12:11、砂払いの頭。瑞牆山を見下ろすようになる。

100dsc07995_2←しみっちも瑞牆山を撮る。

100dsc07997←何の実かわからないが、赤い実が生っていた。その向こうは小川山。

100dsc07998←いよいよ金峰の頂上が見てきた。頂上直下には金峰のシンボル=五丈岩も見える。

100dsc07999←しみっちは山も撮っているが雲も撮影している。大学での専攻は気象学だったそうな。

100dsc08000←五丈岩がだんだん近づいてくる。

100dsc08001瑞牆山。アップで撮影。100dsc08002 

10020111018_007←は~さん撮影。

100dsc08003

100dsc08004 100dsc08005←金峰山小屋が見える。23年前に泊まったことがある。「昔ながらの山小屋」という雰囲気だったが、今でもそれほど変っていないようだ。

100dsc08006←小川山と飛行機雲。「飛行機雲がなかなか消えないときは天候が悪化する兆し」だそうである。しみっちからの受け売り。

100dsc08007←五丈岩がだんだん近くなってくる。テンションも上がる。

100dsc08008 100dsc08009

五丈岩の横を通過。13:08金峰山頂上に到着。

100dsc08010←頂上から見た五丈岩。

100dsc08011←セルフタイマーにて記念撮影。

100dsc08013←三角点にタッチ。3年ぶり、3度目の金峰。標高は2599m。100dsc08014

10020111018_009←頂上付近は大きな岩がゴロゴロしていて休憩には不向きなので少し五丈岩方向に下ったところでお昼にする。(は~さん撮影)

お湯を沸かしカップ麺を作る。
救助隊の方々が五丈岩にチャレンジしていた。
見かねてブロちゃんがアドバイス、
ブロ「そこでいいんですよ。そこの右から登れます~」
救助隊の身軽な一人が天辺まで登った。
あと二人ほどは途中であきらめたようである。

もう一度お湯を沸かしコーヒーを淹れる。
下界では砂糖を入れないで飲むが、山では砂糖入りのカフェオレを飲む。
天気もよく。これぞ至福のひと時。

食事を終え、パッキング終了。
私「じゃあ、五丈岩に行ってみますか」
ブロ「いいですよ。行きましょう」

男三名、五丈岩に登る。

10020111018_010 10020111018_011 10020111018_012←は~さん撮影。

14:03、金峰山頂上をあとにする。

100dsc08015←頂上・五丈岩を振り返る。こちらから五丈岩を見るととても登れそうにないが、反対側からはそれほど苦も無く登れる。
23年ぶりに五丈岩に登ったのがすごくうれしい。

100dsc08016瑞牆山を見下ろしながら下る。

14:44、砂払いの頭。
15:25、大日岩。
(なんとか明るいうちに登山口に着けるだろう。)

100dsc08017←慎重にロープにつかまって下りてくるしみっち。
下山は急がずあせらずゆっくりと慎重にね。

15:53、大日小屋。
16:30、富士見平小屋。
小屋の前に着くと小屋番のおじさんがドアを開けて出てきた。
小屋番「後ろいるようですか?」

私「あと2人は確実に下りてきますが、それだけだと思います」
小屋番「風呂、入っていきますか?」
私「はい、増富の湯やってますよね?」
小屋番「やってると思いますよ」
と言って割引券をくれた。
会話はそれで終わるのかと思ったら、さっき飛んできたヘリの話(瑞牆山の岩で誰か落ちたのでは・・・)、この辺の岩場はほとんど登ったという話、飾ってある麻のロープの話、自分の山靴の話・・・

時間があればゆっくり話を聞きたいところだが、適当なところでお暇を告げ下山にかかる。

最後に瑞牆山が見えるところでまた瑞牆山を眺める。

100dsc08018瑞牆山荘前の紅葉がひときわキレイだった。

17:08、駐車場に戻ってきた。
車は3台くらいしか残っていなかった。
締めの「ファイト~、マッスル、マッスル!」をやって、まず向かうのは増富の湯。
ここはぬるい温泉にゆっくりと浸かるのがいいのだ。

心も体もサッパリしたら韮崎駅に向かう。
韮崎駅前の「魚民」で反省会。
短めに切り上げて韮崎駅前で解散。
私はしみっち号で甲府まで送ってもらい、すぐ発車の高尾行きに飛び乗り、大月駅手前で乗っていた電車がシカに衝突などのアクシデントもあったが、24:05にはなんとか青梅の自宅に到着。
鍵を持って出なかったのでたびままに怒られながら鍵を開けてもらいました。

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2011年10月29日 (土)

川苔山へ(今年2回目・速報)。

2011年10月28日(金)、川苔山に行ってきました。

天気は最高、富士山も見えました。

紅葉はまだ始まったばかりというところでした。

100dsc08089

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2011年10月26日 (水)

大岳山へ(今年11回目・速報)。

2011年10月26日(水)、たびままと大岳山に行ってきました。

青梅市内は「寒風吹きすさぶ」寒さでしたが、山は無風で汗を少しかくくらいの暖かさでした。

平日ですが、けっこうな人出でした。
紅葉はまだこれからですね。
アキチョウジやツリフネソウが咲いていました。

100dsc08054trim←大岳山頂上にて。

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2011年10月22日 (土)

聖岳へ(本編・3日目)。

「聖岳へ(本編・1~2日目)。」から続く>>>

前日になるが、22:18トイレに起きた。
夕方は雲ってしまい星は全く見えなかったが、深夜のこの時間は星がたくさん見えるようだった。

「ようだった」というのは、眼鏡をかけていないのでオリオン座くらいしかわからないのだ・・・

寝袋に戻って目をつむるが、なかなか眠れるものではない。
隣のH隊員の寝息。
(グッスリ寝ているときは静かなのだが、浅い眠りのときはなかなかにぎやか・・・)
単独行のおじさんのいびき。
シカの鳴声(遠吠えのような長い鳴声)。
夜中に少し雨が降ったようで屋根をたたく雨音。

でもやはり相当疲れていたようでいつの間にか眠りに落ちる。

次に目が覚めたのは3:15。
静かに腕時計の時間をチェックしたつもりだったが、
H隊員「何時だ?」
私「3時15分」
H「もう少し&%$#&%」
ハッキリ聞こえなかったがまた寝袋にもぐったようだった。

2011年10月9日(日)、3:40起床。
まず朝飯だ。
小屋の外に炊事場があるのでそこでお湯を沸かす。
四日市の兄さんが先に朝飯に来ていて食べ終わると出発していった。

100dsc07902←H隊員は袋ラーメン。私はパンとコーヒー。なんとかコーヒーを受け付けるまでに胃袋の方も回復したようだ。

小屋に戻り、寝袋・マットをたたみ、ある程度パッキングをしたらサブザックを背負って出発だ。
小屋前で小声で「ファイト~、マッスル、マッスル!」をやって気合を入れる。
4:20頃出発。

ヘッデンを点け、真っ暗な中を進んでいく。
風はなく、寒くないのがありがたい。
空には降るような星。
時々ヘッデンを消して空を見上げる。
北斗七星が縦に見えている。ひしゃくの先をたどっていくと北極星。その反対側にカシオペア。

100dsc07903_2←縦走路に出る。ここから先は5年前に歩いたことがある。

H隊員も時々眼鏡をかけて星空を見上げていたが、二度ほど流れ星を見たようだった。
H「きっといいことがあるぞ」
私「お願いごとを言ったかい?」
H「そんなの言うヒマがなかった・・・」

100dsc07904 100dsc07905←4:54、薊畑。

東の空が薄明るくなってきて足元も明るくなったのでヘッデンの灯りを消す。

100dsc07907←東の空を見る。富士山だ!

100dsc07908←シルエットの聖岳。100dsc07909

100dsc07910←5:38、小聖岳。

100dsc07911←小聖から前聖を見上げる。

100dsc07912←小聖から富士を望む。

100dsc07913←登りは私が前を歩く。H隊員の後ろに見えるのは左から上河内・茶臼。一番右端が光岳。
10788361_1366316032_68large←H隊員撮影。

100dsc07914←5:48頃、富士山の右肩からのご来光。100dsc07915

100dsc07916←H隊員もご来光を撮影する。100dsc07917

100dsc07918←小聖のあたりがオレンジ色に染まる。その向こうには上河内・茶臼の稜線。

10788361_1366316009_42large←H隊員撮影。

100dsc07919←6:35、聖岳(前聖)頂上に到着。H隊員98座目である。

100dsc07920←赤石岳がでーんと聳え立つ。その左遠くに見えるのは仙丈岳。

100dsc07921

100dsc07922←中央アルプアス。

H「さーて、せっかくここまで来たんだから奥聖まで行ってこようぜ」
私「あいよ~」

100dsc07923←走るように奥聖に行ってしまうH隊員。

100dsc07924←もうすぐ冬がやってくる。半年以上も雪の下になってしまうのだなぁ・・・との感慨にふける。
H隊員はどんどん先に行ってしまう・・・

100dsc07925←H隊員が見えなくなった。この先っぽが奥聖。

6:55、奥聖。
H隊員は岩の陰で地図を見ていた。

100dsc07926←前聖(3013m)には三角点は無く、奥聖(2978m)にある。

100dsc07927←赤石の右に悪沢岳(東岳)が見える。

100dsc07928←左から上河内・茶臼。右端が光岳。

100dsc07929←奥聖から見た前聖。

100dsc07930 100dsc07931←三脚・セルフで記念撮影。

H「さて戻ろう、14時のバスに乗ろう」
私「ん?14時のバス諦めてないんだ」
H「おう。今日中に帰るべ」

100dsc07932←前聖に向かって突進するH隊員。100dsc07933

7:20、再び前聖。
前聖には小屋で同宿だった男1女2のパーティがいたのでシャッターを頼んだ。

100dsc07934←光岳はダメだったが、なんとか聖岳だけでもこの写真が撮れてホッとしたというのが正直な感想です。10788361_1366315964_12large 10788361_1366315958_20large←2枚H隊員カメラ。

100dsc07935

7:30、前聖をあとにする。

100dsc07936

100dsc07937←遥かなり、光岳。アップで撮影。

100dsc07938←上河内・茶臼。茶臼の右、少しとがったのが仁田岳。

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100dsc07940←8:15、小聖。

100dsc07941 100dsc07942

100dsc07943←富士山が墨絵のように浮かぶ。

100dsc07944←8:44、薊畑。100dsc07945

100dsc07946←聖岳。山を下りるのがもったいないくらいの青空だ。

100dsc07947

100dsc07948←南アルプスでもシカは増えてきているようです。

100dsc07949←咲き残るリンドウとヤマハハコ。

100dsc07950

100dsc07951←ここで縦走路とは別れ、聖平に下る。

100dsc07952

8:59、聖平小屋。
先に着いていたH隊員が小屋からザックを出してくれていた。

H「一休みしたら下山開始。アクエリアスこれで500ml分あるよ」
と言って粉アクエリアスを渡してくれた。
ありがたや、ありがたや、H様、仏様。
H「14時のバスに乗ろう。5時間切ってるがなんとかなるだろう」

パンをかじり、アクエリアスを飲んで出発だ。
(またあの重いザックかついで歩くのか・・・)
と思ったのだが、かついでみると意外に重くない。
(よ~し、完全復活。14時のバスに乗ろうじゃないか)

9:14、聖平小屋をあとにする。

100dsc07953←矢印だけのなんでもない道標のようだが、あるのとないのとでは大違い。安心して歩ける。

100dsc07954←一晩お世話になった聖平小屋を振り返る。冬期小屋は左端の建物。

私「昨日は寝られたかい?」
H「あぁ、なんとかね。足先が寒くて靴下にホッカイロ入れたらなんとかなった。あれが無いと死んでたな」
私「ちょっとこの時期高い山に入るにはあのシュラフでは厳しいかもな」
H「昨年の11月に北沢峠にテントであのシュラフだった。あん時も寒かった・・・。シュラフ買わなくちゃな」

100dsc07955 100dsc07956

100dsc07957←木の間から聖岳が見える。

100dsc07959←トリカブト。

100dsc07960←10:15、沢を渡る前に小休止。
(昨日はこのあたりでなんとかパンをかじるくらいにはなっていたなぁ・・・)
H「思い出の地、だね、ここは」
私「あぁ、オイラも今同じこと思ってたよ」
10788361_1366315915_41large←H隊員撮影。

100dsc07961←小さい方の吊橋。10:34。

100dsc07962←思い出に残る山となった・・・左が前聖、右のとがったのが奥聖。

100dsc07963←小屋跡付近。昨日はこのあたりで「下りよう」「いや、待ってくれ」と何度やりとりをしたことか・・・「思い出の地・その2」である。

このあたりから私が前を歩く。
体調はバッチリ。
なんで昨日はあんなことになったのか今でもわからない。

100dsc07964←11:37、聖沢吊橋。100dsc07965

100dsc07966←マムシソウ。実には毒がある。

勢いよく下っていたら、H隊員の足の皮が剥けてしまったようだ。
小休止して絆創膏を貼る。

100dsc07967

100dsc07968←12:45、聖沢登山口に到着。
ここから50分の林道歩きで椹島だ。14時のバスに間に合いそうだ。10788361_1366315895_141large←H隊員撮影。

100dsc07969

100dsc07970←林道をテクテク歩いていく。

と、5分も歩いた頃、後ろからバスが現れた。
我々の前で止まってくれた。
H隊員、すかさず運転手さん側に回り、「椹島まで乗せてもらえないですか?」
すぐバスの扉が開き、運転手横の2席が空いていたのでそこに座る。他の座席はギッシリお客さんが乗っている。

我々「いや~、助かりました~」
運「歩いたらあと40分かかりますからね。余った時間で生ビールでも飲んでください」
私「もちろん、そうします」
H「おいおい・・・」

13:00を少しまわり、バスは椹島に到着。
昨日のレシートを見せてバスの受付を済ませる。
バスの受付をしてくれたお姉さんに、
私「生ビールもここで頼むんですか?」
姉「はい、ここですよ」

100dsc07971←5年前、ここから歩き始めた時、「よ~しオイラもここに下りてきたら生ビール飲んじゃる」と思ったのだが、予定変更して光岳まで行き、畑薙ダムに下ったので生ビールは飲めなかった。
5年来の念願が叶ったわけである。

10788361_1366315879_85large←H隊員撮影。テン場に生ビールを持っていき、ゆで卵など食べながらおいしくいただく。
生きててよかった・・・
H隊員はお湯を沸かしてカップ麺を食べていた。

14時のバスは3台出た。
3台目に乗り込み、林道に出たところで二軒小屋からの乗り継ぎ客を2名拾い、東俣林道を下っていく。

14:55頃、夏期臨時駐車場に到着。

100dsc07972←来たときは平日だったので静かな駐車場だったが、さすがに3連休、車でビッシリだ。

まず風呂だ。かなり汗臭い。

H隊員は一番近い「白樺荘」の駐車場に車を停める。

100dsc07974 100dsc07973←駐車場の車の数から推して「大して混んでないだろう」と思ったが、脱衣場からして芋洗い状態。
そう言えば前に2台バスが出ていたので、皆やはり早いところ風呂に入りたいわけで・・・

しかし、嵐が去ったように風呂場もいつしか静かになり、私が上がる頃には5~6人しかいなくなった。

H隊員号は「道の駅」を探しながら大井川沿いを下っていく。
大はずれの道の駅に文句をぶつぶつ言いながらさらに下っていくと、「川根温泉」と書いてある道の駅があった。

100dsc07975←フロントのお姉さんに断って土産物売り場をのぞかせてもらう。
(温泉ここでもよかったね・・・)
H隊員的にはここもはずれだった様子。

結局日本坂のS.A.でお土産を買ったH隊員であった。

東名は問題無く通過。
御殿場で牛丼屋に寄り、腹を満たす。
東富士五湖道路~富士吉田線も問題無く通過。

しかし、中央道が大渋滞。

1474716_1358197467_97large_2
談合坂S.A.でトイレ休憩。
H隊員は眠気覚ましに缶コーヒーを買う。

大月から相模湖まではずっと渋滞。

やっと渋滞を抜け、圏央道に入り、小作駅まで送ってもらい、0時ちょうどH隊員と別れる。
青梅の家には0:25頃到着。
酒は飲まずにバタンQでありました。

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2011年10月21日 (金)

聖岳へ(本編・1~2日目)。

今年(2011年)は大型台風が3発来た。

①7月の台風6号。西日本に大打撃を与えた。
②9月初旬の12号。超鈍足の台風は日本の広い範囲に大雨をもたらし、紀伊半島では「せきとめ湖」なるものが出来てしまった。
③9月21日に東海・関東・東北を縦断した15号。電車が動かず、帰宅難民が大量に発生。

そして日本列島に甚大な被害をもたらした大型台風は「H隊員百名山完登」にも大きな影響を与えたのであります。

台風12号が来るまでは9月17~19日の三日間で98座目の光岳・99座目の聖岳、10月8~10日の三日間で奥穂の100座目、という予定だったのでありますが・・・

台風の影響で南ア南部の信州側の登山口「易老渡」まで車で入れないことがわかり、98~99座目の計画がアウト。
その後H隊員は休み希望の変更を試みたようですが、9月末というのは期末で忙しく、希望通りにはいかず。
結果、今年中の完登はあきらめ、来年(2012年)夏に奥穂で完登を皆に祝ってもらおうということになりました。

さて、9月は駄目でも10月には希望が通ったようで、H隊員は10月7~10日の4連休がとれたようです。
私も「当初のH隊員百名山完登」にあわせて、10月6~10日の5日間の休みを確保してありましたので、ならばそこで「光&聖」に行って来ようかとなったわけです。

H隊員の計画では、

10月7日(金)小作駅8:00集合→御殿場→相良牧乃原IC11:00→14:00畑薙第2ダム→15:00椹島16:00(ロッヂ泊)

8日(土) 椹島→聖平小屋→聖岳→聖平小屋(泊)

9日(日) 聖平小屋→光岳→光石→光岳小屋(泊)

10日(月) 光岳小屋→茶臼岳登山口→畑薙ダム駐車場→相良牧乃原IC→青梅

となっておりました。

私「10日の予定がちょっとキツくないかい?」
H「確かにキツイよ。2日目頑張って茶臼小屋まで行ければ行きたいけどね」

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2011年10月7日(金)、朝食を終え、パッキングをしているとH隊員からメール、
H「お早う。今上里。早く着くかも」

パッキングのピッチを早めて、たびままのおにぎりを最後にザックに入れて青梅の家を7:20頃出ます。

1474716_1354361123_23large←我が家のあるマンション8階から見た大岳山。予報では今日から4日間とも天気はよさそうである。

青梅駅前のコンビニでパンなどを買い、7:38発の電車に乗り、小作駅到着が7:46。
東口に出てみると「庄や」の前の道路に見覚えのあるH隊員号が停まっていました。

車の後部にザックを置かせてもらい、H隊員号は畑薙ダムへ向けて発進。

圏央道→中央道→富士吉田線→東富士五湖道路を通り、御殿場から東名に乗る。
駒門で小休止。水を汲みに来ている人がたくさんいた。
このあたりから清水までは私もよく知っている区間だ。
1991年から93年まで清水にいたことがあり、この区間は仕事でもプライベートでもよく利用した区間だ。
富士山・駿河湾・茶畑など眺めていると少々居眠りが出る。

相良牧の原I.C.で降り、金谷の街のコンビニに寄り、そこの駐車場で焼きそばを食べ昼飯にするH隊員。→1474716_1354487127_221large

H隊員号は大井川沿いにひたすらさかのぼっていく。
大井川と言えば「テツ」にはたまらない区間であって、大井川鉄道がSLを走らせていることはテツならずともご存知だろう。
それが、「千頭」「井川」「アプトいちしろ」などという駅名が道路標識に出てくるだけでもヨダレが出そうになる。
だが、大井川鉄道は私も全く未乗のままである。

ドリカムが流れるH隊員号はせまい国道をさらにさかのぼり、13:36ようやく「畑薙夏期臨時駐車場」に到着。

100dsc07867←畑薙の駐車場に着いたH隊員号。
青梅からでも5時間半強、佐野からだと7時間以上運転したでしょう。
H隊員、運転お疲れ山。
というわけで少々車の中で昼寝。

14:30頃、椹島からのバスが到着したようで、見覚えのある髭の運転手さんが降りてきて早速案内を始めた(5年前に椹島に向かった時もこのおじさんが運転していた)
我々もザックを持ってバスに向かう。

100dsc07868←一人3000円也を払って「宿泊施設利用券」を買い、バスに乗り込む。10788361_1366316175_162large←H隊員撮影。

このバスは東海フォレストの宿泊施設に泊まる人のためのものなので、バスに乗ること自体は無料であり、したがってあとで小屋に泊まるときにこの券を渡せば3000円を引いてくれるというシステムになっている。

15:00を待ってバスが出発。
髭のおじさんは畑薙大吊橋・発電所・今年の3発の台風など、いろいろしゃべりながら運転してくれるので全く飽きない。
赤石・聖・茶臼が見えると「あれが赤石」などとやってくれるもんだから右に左に車窓を眺めているとあっという間に椹島に到着。15:58。

100dsc07869椹島ロッヂの入口。10788361_1366316170_191large←H隊員撮影。


夕食付きで宿泊を申し込む。
一人6200円なので3000円で買った「施設利用券」を渡し、残りの3200円也を払って、「B-7」の部屋に行く。
Cac7zzcb←このレシートはあとで必要になるかもしれないので財布にしまっておく。

部屋に荷物を置いたら早速風呂へ行く。
H隊員「ここは風呂があるんだねぇ。知らなかったよ」
私もここに泊まるのは初めてだが、風呂があるのは知っていた。
4年ほど前、山ブログを書くTiCAちゃんと山友えっちゃんがここの風呂で会ったことがあるという。
その時はお互いに名前などは分からなかったのだが、翌日千枚小屋までの道でえっちゃんの会話の中に「あずまいちげさん」の名前が出てきたので、あとで私たけぱぱにTiCAちゃんから「あの時椹島ロッヂで一緒だったのはたけぱぱの知り合いのあずまいちげさんでは?」という問い合わせのメールが来た。
そんなこともあり、ここに風呂があることは知っていた。

風呂にゆっくりと浸かる。
あとから「70歳はとっくに過ぎた」というおじいさんが入ってきた。
お元気なことは間違いないが、「聖に日帰りで登った」とかおっしゃる。しかし、風呂に入ったり出たりの動作が緩慢で「本当かいな・・・」とツッコミを入れたくなる。

17:00、「夕食の準備ができました。食堂にお越しください」とアナウンスがある。

100dsc07870椹島ロッヂの夕食。

10788361_1366316157_210large 10788361_1366316152_82large←2枚H隊員カメラ。

部屋に戻り、持参の焼酎を飲む。つまみも持参。

10788361_1366316136_251large 10788361_1366316138_54large←2枚H隊員カメラ。

ロッヂに置いてあった「ヤマケイ」や「ヤマケイJOY」など読みながらちびちびと。

H隊員「明日はなんとか茶臼小屋まで行きたいなぁ。4時には起きて出発しよう」
私「確かにそうしないと4日目がキツイな。わかった4時起きね」
H「たけぱぱの携帯で目覚ましセットできるかい?」
私「出来るよ。4時ね」

10788361_1366316146_126large←昨年の裏銀座で買った手ぬぐい。

歯を磨き、20:00頃就寝。

ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ

2011年10月8日(土)、3:45起床。
目覚ましは必要なかった・・・

洗面所に給湯器がある。
お湯を汲んできてインスタント味噌汁を作り、おにぎりをもしゃもしゃと食べる。
歯を磨き、水筒に水を詰めテルモスにお湯を詰めて用意が出来たらヘッデンを点けて出発だ。

ロッヂの前で深夜の「ファイト~、マッスル、マッスル!」(小声で)をやって気合を入れる。
4:34、歩行開始。

バスに乗ってきた道を登山口まで歩く。
星が綺麗だ。
オリオン座と冬の大三角形(オリオンのベテルギウス・おおいぬ座のシリウス・こいぬ座のプロキオン)は特に目立つ。
時々ヘッデンを消して夜空を見上げる。

100dsc07871 100dsc07873←5:15、聖沢登山口に到着。
小休止。クマ鈴をつけて出発。

100dsc07875←20分ほど歩いたところでヘッデンを消す。

100dsc07876←このあたりは全て「特殊東海製紙(旧・東海パルプ)」の社有林である。道の整備や小屋の運営は関連会社の東海フォレストが行なっている。

100dsc07877←快調に飛ばすH隊員。

やがて稜線にオレンジ色の光が当たり出す。

100dsc07878←茶臼岳(ではないかと思われる)。

100dsc07879←上河内岳(たぶん)。

100dsc07880 100dsc07881

100dsc07882←6:29、聖沢吊橋。100dsc07883

10788361_1366316106_231large←H隊員撮影。

このあたりまでは元気だったのだが、急になんだか胸がムカムカしてきた。
最悪の気分悪さになり、ついには上からも下からも体中の水分が抜けていく・・・

H隊員「大丈夫か・・・」
私「ダイジだ。時間が経てば治る。23年前の大雪(富良野岳~大雪山縦走)の時と一緒だ。時間をくれ」

その後もペースが上がらす、少し登っては休み、少し登っては休み・・・

H「ザック交代しよう。どう見てもそっちの方が重そうだ」
私「ダイジだ。待ってくれ。時間が経てば治る」
H「じゃあ、焼酎だけでもオイラによこせ」
私「ダイジだ。重いとかそういうのじゃないんだ」

しかし強気な発言とは裏腹に何十歩か歩いては休み、何十歩か歩いては休み、の状態。

気分が悪くなってからは自分が前を歩き、H隊員が後ろからゆっくり付いて来る状態である。

100dsc07884←周り全てが朦朧としているが、意識はハッキリしている。回復する自信はある。
写真はピンボケだが・・・

100dsc07885_2←9:25、小屋跡付近で大休止。

H「下りよう。ここからなら3時間でロッヂに戻れる。また登っちゃうと下りるのが大変になる」
私「ダイジだ。待ってくれ。時間くれ。大丈夫だから」
H「ラーメンかなんか食った方がいいんじゃないか。全部出ちゃっただろ」
私「今は何も受け付けない・・・」
H「お湯でも飲んだ方が・・・」
私「スポーツドリンク少し余ってないか?」
H「これやるよ」
もらったスポーツドリンクがスッとお腹に入っていった。

再び歩き出すがなかなかペースが上がらない。

H「無理だって。ここで下りよう。来年登ればいいんだから」
私「下るのだって辛いよ。今日中に聖岳は無理かもしれんが、聖平までは行こう」
H隊員は一人下っていったが、そこはふんばりどころなので、
私「ダイジだダイジだ。小屋までは行くよ」
H「本当に大丈夫か?」
と言って、登ってきた。
心配かけてスマン、おいちゃん・・・

11時少し前、水場で冷たい水を汲む。
少し元気が出てきた。

私「おいちゃん(H隊員の事)、元気出てきたよ。スポーツドリンクが効いたかもしれない」
H「なら、よかった」
私「光には行けないなぁ」
H「うん」
私「申し訳ない」
H「体のことは仕方ないよ。来年7月くらいに光に登って、8月に奥穂に行くさ」

100dsc07886←11時頃、聖が見えてきた。左が前聖、右が奥聖。
いわゆる「聖の頂上」は高い方の前聖だが、三角点は奥聖にある。

100dsc07887←心配そうだが、もうダイジだよ、おいちゃん。

100dsc07888

100dsc07889←先ほどの吊橋よりは短いがもう一つ吊橋を渡る。100dsc07890

体調はほぼ元に戻ったが、胸のムカムカはまだ治まらず、腰ベルトも胸のベルトもする気にならないので肩ベルトのみ引っ掛けてだらしなく歩く。

100dsc07891←トリカブト。

沢を渡るところで小休止。
パンを少しかじる。
胸のムカムカも治まった。

100dsc07892←おぉ、あと1時間ちょっとだ。
私「なんとか2時までには小屋に着けそうだなぁ」
H「今日はもう頂上はあきらめたから明るいうちに着けばいいよ」

100dsc07893←12:45、慰霊碑のあるところで小休止。

100dsc07894←少し紅葉が始まっており、それを撮影するH隊員。

100dsc07895←ゴゼンタチバナの赤い実が生っている。

100dsc07896←ヤマハハコ。

100dsc07897←まだ到着していないが、「聖平小屋」の文字がたまらなく嬉しかった。

100dsc07898←13:41、聖平小屋に到着。
6時間半のコースタイムの所を9時間以上かかってしまった。

100dsc07899小屋の営業は9月20日で終了しており、我々は冬期小屋に入る。

先客は四日市から来たというお兄さんだけだった。
兄「ここはなかなか快適そうですよ」
我々「そうですか。それはよかったです」

中に入ると、確かに冬期小屋といっても混雑時は夏でも使用するようで、全く居心地はよさそうだ。

四日市の兄さんと外で少し話をする。
易老渡まで車で入れないのを知らずに来たとのこと。
しかし、手前に車を止め、歩く覚悟なら1時間強歩けば大丈夫だとのこと。
H「そうなんですか~易老渡まで来れるんですか・・・」
兄「正確には手前まで、ですけどね」

寒くなってきたので小屋に入って寝袋にくるまる。
いつしかウトウトしたようだ。

沢で水を汲んできておいたので夕飯の支度にかかる。
煙を出さなければ小屋の中で火を使ってもいいようなので小屋の片隅のコンロ台みたいなのがあるところでお湯を沸かして夕飯にする。

100dsc07900←H隊員はカレーのようだ。夏用シュラフにシュラフカバーでがんばるようだが、「寒い寒い」を連発している。

私はお茶漬けとチキンラーメンにする。
お茶漬けが腹にしみる。美味かった。

100dsc07901←小屋の前がテン場になっている。テン場の右奥にトイレがある。キレイで快適。

あとから小屋に来たのは単独の年配男性。男1女2の3名パーティ。最後に若い単独男性。最後の男性は2階で寝るようだ。

今日は焼酎に手が伸びない。
せっかく担ぎ上げてきたのに・・・
ま、仕方ないか。

歯を磨き、寝袋にもぐりこむ。
H隊員はラジオを聞く。
私は読みかけの本を読む。
18時頃には眠ったようである。

「聖岳へ(本編・3日目)。」へ続く>>>

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2011年10月19日 (水)

金峰山へ(速報)。

2011年10月18日(火)、金峰山に行ってきました。

天気に恵まれ、楽しい秋の1日となりました。

100dsc08011←金峰山頂上にて。

100dsc08009←五丈岩。

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2011年10月17日 (月)

『北八ッ彷徨』 山口耀久著。

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先月(2011年9月)27日から1泊お邪魔した「しらびそ小屋」も「いつかは行かねば」と永年思い続けていた山小屋であった。

この『北八ッ彷徨』も「いつかは読まねば」と永年思い続けていた本であった。

八ヶ岳に行ってきたのを機会に取り寄せて読んでみることにした。

そこには昭和30年代の北八ツの姿が書かれている。
当時から「小屋ヶ岳」と呼ばれるほど山小屋はたくさんあったわけだが、山口氏はほとんど池の畔にテント泊である。
当時のテントはさぞかし重かったであろう。
また、キスリングは肩に食い込み背負いにくかったであろう。

そんな「古きよき時代の北八ツ」が「みずみずしく」描かれた作品である。

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2011年10月15日 (土)

八ケ岳へ(3日目・本編)

「八ケ岳へ(2日目・本編)」から続く>>>

23:30頃一度トイレに起きた。
その後は寝たのか寝てないのかわからないような浅い眠りを繰り返したようだ。
3時くらいに時計を見たのは覚えている。

次に目を覚ますと廊下の灯りが点いている。
時計を見ると4:43。
(いかんいかん、5時には出発したいのに・・・)

あわてて支度をする。

100dsc07785←小屋の前から撮影。富士山がシルエットで見える。

5:03、ヘッデンを点け歩き出す。

100dsc07786←赤岳の頂上に頂上小屋の灯りが見える。その灯りを目指して歩いていく。

100dsc07787←展望荘を振り返る。ピンボケすみません。

100dsc07788←薄明るくなってきた。ヘッデンの灯りを消す。

100dsc07789←5:28、赤岳頂上に到着。ここは3年前「あさこちゃん壮行会」で記念撮影をした思い出のテラスではないか・・・

3年前の様子は是非コチラを>>>

100dsc07790

日の出は5:30頃だろうと見当をつけておいたが、ほぼ合っているようだ。
皆、明るくなりつつある東の空を見ている。

100dsc07791←東の空。秩父方面。金峰山の五丈岩は肉眼でもわかる。

100dsc07792←雲海に浮かぶ富士山。

100dsc07793←権現岳の向こうには南アルプス。右から仙丈・甲斐駒・北岳、その左手前は鳳凰三山。

100dsc07794←左の権現岳の向こうには中央アルプスが浮かぶ。その右は木曽の御嶽、阿弥陀岳の向こうは乗鞍。

100dsc07795←「そろそろか」と、皆カメラを構え出した。100dsc07796 100dsc07797 100dsc07798

100dsc07799←5:35頃、雲の切れ間から太陽が顔を出した。

100dsc07800 100dsc07801

100dsc07802←オレンジに染まる権現岳。南アルプス。

100dsc07803←阿弥陀岳。これから歩こうとしている道が見えている。右端にはそこだけオレンジ色に染まる槍・穂が見える。

100dsc07804←赤岳頂上にて。

100dsc07807←三角点。標高2899m。

100dsc07808←北アルプスのほとんど全てが見えていると言ってもいい。思わず見とれる・・・

100dsc07809←北アの右には蓼科、その右は火打・妙高あたりだろうか。

100dsc07810←頂上山荘の向こうには浅間山。

100dsc07811←阿弥陀岳の向こうに赤岳の影が映っている。

100dsc07812←槍ヶ岳山荘の灯りが見えたのでアップで撮影。ピンボケすみません。

100dsc07813←権現岳と南アルプス。

大パノラマをたっぷりと楽しんだので下ることにする。
5:46、下山開始。

100dsc07814

ところが、道が途中で切れている。
(赤岳から阿弥陀への道がこんなにわかりにくい訳はない。落ち着け、落ち着け)
自分に言い聞かせ、もう一度赤岳頂上に戻る。
6:05、もう一度赤岳頂上着。

頂上にいたカップルにシャッターを頼まれたので、ついでに私ももう一度記念撮影をお願いする。

100dsc07815←本日2度目の赤岳頂上。

100dsc07816←よく見たら頂上の一角にこんな看板が。

6:10、再び下山開始。
20分ほどロスしてしまった。
歩き出してすぐ、ザックからパンを取り出す。
たまたま「一口サイズ」のパンが何個か入っているのを買ってあったので、ポケットにねじ込み、歩きながら時々口に放り込む。

100dsc07817←立ち止まり、シャッターを切る。阿弥陀に朝日が当たり出した。奥には左から木曽の御嶽・乗鞍・右端には穂高・槍。

100dsc07818←竜頭峰分岐。ここから「中岳方面」に向かえばいいのだ。ほっと一安心。あとはがんばって歩くだけだ。地図のコースタイムからいうと、11:20発のバスにはぎりぎりの状況。

100dsc07819←6:24、キレット・権現への分岐。
さきほど赤岳頂上でシャッターを押し合ったカップルはここにザックをデポして阿弥陀へ向かうようだ。

100dsc07820←阿弥陀に赤岳の影が映る。

100dsc07821 100dsc07822

100dsc07823←6:29、文三郎尾根分岐。

100dsc07824←一旦鞍部に下り、中岳を目指す。

100dsc07825←6:43、中岳。赤岳を振り返る。

100dsc07826←中岳から見た阿弥陀岳。100dsc07827

100dsc07828←6:54、中岳のコル。右に下れば行者小屋に出る。

100dsc07829←ハシゴを登る。

100dsc07830←ヤマハハコ。

7:14、阿弥陀岳頂上に到着。誰もいなかったが、やがてすぐ後ろを歩いていたカップルが到着したので、ここでもシャッターをお願いする。

100dsc07831←阿弥陀岳頂上にて。

100dsc07832←頂上の阿弥陀仏と赤岳。

100dsc07833←三角点。標高2805m。

100dsc07834←北アルプスと諏訪盆地を望む。

100dsc07835←蓼科山。右には天狗岳(左:西天狗。右:東天狗)。

100dsc07836←富士山。右奥は鳳凰三山。右手前は権現岳。

7:30、阿弥陀岳をあとにする。

100dsc07837←下り始めてすぐ、自分の影が映っているので撮ってみた。

100dsc07838←御小屋尾根を美濃戸口へ向かって下っていく。

100dsc07839

最初はとにかく急下降で、ずーっとロープにつかまっていく。ザレた道が続くので要注意だ。
休み休み慎重に下っていく。
一口パンがなくなったので今度はアンパンをポケットに入れ、少しずつかじりながら進む。

100dsc07840←シラタマの木。実をつぶしてみる。サロメチールの臭い。

急下降が終われば尾根上をなだらかに下っていく。

100dsc07841←ここもシャクナゲが目立つ。

100dsc07842←8:32、不動清水入口。アンパンをかじって小休止。すぐ出発。

100dsc07843

100dsc07844←南アルプスがまだ見える。左から北岳・甲斐駒・仙丈。

100dsc07845 100dsc07846 100dsc07847←9:00、2136.7mの三角点(御小屋山)。
地図ではここから美濃戸口まで1時間半となっている。
(もう大丈夫だ・・・)
ドッカリと腰を下ろし、残っていたアンパンを全部食べる。
普段は甘いものは苦手な方なのだが、山ではこういうものが美味いんだから本当に不思議な気がする。

道標を指差確認してから美濃戸口方面に下る。

このあたりから「キノコ狩り」のパーティがチラホラ。

100dsc07848

100dsc07849←ホタルブクロ。

100dsc07850←マツムシソウ。

100dsc07851←9:53、登山口(舗装道路)に出る。

別荘地の間を通っていく。
100dsc07852←このような道標があって、登山者は迷わなくて済む。

100dsc07853

100dsc07854←10:14、美濃戸口に到着。

100dsc07857←八ヶ岳山荘前のテーブルを使わせてもらい、まずはお湯を沸かす。
お湯が沸いたらカップ麺にお湯を注ぎ、3分待ってカップ麺をすする。
これで行動食(兼つまみ)以外の食料は全て消化。

もう一度お湯を沸かし、コーヒーを淹れる。
コーヒーを飲みながら、家族・友人に下山メール。

美濃戸方面から何人か下山してくるが、車で帰る人がほとんど。
あとはタクシーで「もみの湯」に向かったらしいパーティが一組。

100dsc07855←やがてやってきた路線バス。

100dsc07856←行先表示幕を「茅野駅」に変えて出発を待つ。

バスに乗ったのは私を含め2名だけ。
タクシーで温泉に向かった組に八ヶ岳山荘前で一人だけ別れたお嬢さんが(山ガールっぽくはなかった)乗っただけ。

11:20、時刻どおりにバスは発車。

途中から二人乗ってきたが、終点茅野駅までこの4名のみだった。

一番前の方に座ったお嬢さんも頭がグラグラ揺れて窓ガラスに頭をぶつけだす。
私も眠くなってきたが、信号待ちでこの看板が目に入りパッと目が覚める。
100dsc07858←「のぼろうぜ氏の住む森」か???

茅野駅には11:57頃到着。

青梅まで各駅停車を乗り継いで帰る予定である。
次の各駅停車は12:45発。
生ビールが飲みたい。
出来れば信州だから蕎麦が食いたい。

茅野駅のベンチにザックを置いてまず西口の探索に向かう。
蕎麦屋はあったものの「本日休業」の張り紙。
商業ビルがあったがさびれている・・・

ならば、と東口に向かう。
100dsc07859←C12が静態保存されていた。
SLのある広場を突っ切って道路を渡ると、ありましたありました。

迷わず暖簾をくぐり、生ビールとざる蕎麦を注文。
110929_121623←ぐいっと一口、「生きててよかった・・・」と心の中でつぶやく。
ざる蕎麦をつるつるっと食べたら、茅野駅に戻る。

KIOSKで缶チュウハイを買う。

100dsc07860←12:45発の電車で韮崎まで。110929_124719

韮崎13:39着。

100dsc07861←韮崎駅ホームから見た茅ヶ岳。「にせ八ツ」とも呼ばれる。

100dsc07862←こちらが本物の八ツ。

100dsc07863←富士山も見える。

14:06韮崎発の電車は韮崎が始発。
15:16大月着。
大月からはオレンジ色の中央線電車。
あまり楽しくはない。
立川で青梅線に乗り換え、17:10頃我が家に到着。

夕食の時間に間に合ったというわけです。

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2011年10月14日 (金)

八ケ岳へ(2日目・本編)


「八ケ岳へ(1日目・本編)」から続く>>>

2011年9月28日(水)、しらびそ小屋の新館「談話室」で目覚める。5:47。

3時頃だったろうか、隣の個室(3名パーティが寝ている部屋)から甲高い声で「わぁぁあ~!」という女性の寝言が聞こえた。
悪い夢でも見たらしく、その夢の内容を他2人の男性に「こうこうこういう夢を見たのよ」と語る声が聞こえた。

やがて向こうも静かになり、こちらもまた眠りに落ちた。

布団を片付け、朝の風景を撮っておこうと靴を履いていたら孝明さんが新館のストーブに火をつけていた。
孝明「じゃ、そろそろ朝食でいいですか?」
私「はい、すぐ行きます」

100dsc07652_2←朝のミドリ池と天狗岳(東天狗)。

孝明「ストーブの横が暖かいんでここに用意しますね」
私「はい、ここがいいです」

前夜、焼酎・にごり酒・にごりワイン・・・チャンポンでしこたま飲んだのであまり食欲がない。
普通なら旅先の朝食はたくさん食べるのだが、今日は「水分で流し込む」的な食べ方となってしまった。
私「あの~、お茶をいただけませんか?」
孝明「あ、お茶代わりに食後にコーヒーを淹れますけど」
私「はい、わかりました」

がんばって食べました。
だが、食後のコーヒーの美味い事!

新館談話室に戻り、ザックを拾い、小屋前で孝明さんと3名パーティに挨拶。
私「また来ます。お世話になりました」
孝明「はい、是非またいらしてください」
3名「帰ったらさっそく『たけぱぱブログ』拝見しますよ」
私「よろしくお願いします」
3名パーティはこのまま下っていくそうである。つまり「この小屋に泊まること」が目的だったということだ。

小屋前を6:39に出発。

100dsc07653←しらびそ小屋前にて。真ん中が孝明さん。

100dsc07654←今日も快晴。ミドリ池に天狗岳が映る。

小屋の前をミドリ池沿いに歩く道は冠水しているので、迂回路を歩く。

100dsc07655←しらびそ小屋を振り返る。

100dsc07656←稲子岳。しらびそ小屋の先代の主=今井行雄氏が守り育てたコマクサが咲くという。
一度その季節に行ってみなければ。

100dsc07657←ミドリ池ともそろそろお別れだ。名残の1枚。

まず向かうのは中山峠。
明るいうちに赤岳展望荘までたどり着けばいいので、急ぐ旅ではない。
クマ鈴をつけたり、ダウンを脱いだり、とその度にザックをおろしてのんびり歩いていたら、高速単独行のお姉さんが、
「おはようございます」
と追い抜いていった。

100dsc07658←トロッコのレールが残っていた。そう言えばしらびそ小屋にこのレールで作った文鎮のような置物があったっけ。

100dsc07659←本沢温泉との分岐。
今は「本沢温泉」となっているが、32年前にその前を通ったときは「本沢鉱泉」だった。
今でも自分としては「本沢鉱泉」の方が通りがいいが・・・

100dsc07660 100dsc07661 100dsc07662

100dsc07663←行雄氏か孝明さんが書いたものではないかと思われる。

100dsc07664←「落石注意」の看板があちこちにある。
急登をつめていくと視界が開ける。

100dsc07665←佐久地方の里を見下ろす。

8:05、中山峠に到着。

100dsc07668 100dsc07669

100dsc07666←小海の街が見える。

100dsc07667←金峰山の五丈岩が見える。アップで撮影。ピンボケすみません。

7分休んで出発。

100dsc07670←シャクナゲの季節にまた来てみたい。

100dsc07671←ゴゼンタチバナの赤い実が生っている。

100dsc07672←ハシゴをよっこらしょと登っていくと・・・

100dsc07673←天狗岳が見えた。左:東天狗、右:西天狗。

100dsc07674←振り返ると中山。縞枯現象が見られる。

100dsc07675←そして中山から左に目を転ずると、北アルプスの山並みが見える。槍・穂、乗鞍あたりまで見えている。

100dsc07676←槍のアップ。手前の丸いなだらかな山容は霧ケ峰だ。

100dsc07677←穂高のアップ。左から奥穂・涸沢・北穂、その右が大キレット。

100dsc07678←左の崖のような山が稲子岳。

8:28、ケルンの脇で小休止。
休んでいると自分より年配のおじさんが抜かしていく。
私「こんちは~、天気いいですね~」
おじさん「おう」と言って休まずどんどん行ってしまった。
私は、眺めがいいのでここでも撮影タイムをとる。

100dsc07679←奥に槍・穂の稜線が、真ん中あたりは鉢伏山、手前に気象レーダードームのある霧ヶ峰。

100dsc07680←少し引いて撮影。右端に蓼科山が見える。そのすぐ左に遠く五竜岳・双耳峰の鹿島槍が見える。

8:35、出発。

100dsc07681←蓼科山がだんだんと姿を現してくる。その手前は北横岳。縞枯の中山の手前に黒百合ヒュッテが見える。

100dsc07682←ヤマハハコ。

100dsc07683←蓼科の左に横長の稜線が見える、美ヶ原だ。黒百合ヒュッテ手前の池はスリバチ池。

100dsc07684←真ん中奥に見えるのは浅間山だ。

9:21、東天狗岳頂上に到着。
まさしく「360度の大パノラマ」だ。

100dsc07685←東天狗頂上にて。

100dsc07687←東天狗から見た西天狗。

100dsc07688←硫黄岳の爆裂火口の右に赤岳・中岳・阿弥陀岳。その右奥は南アルプスだ。北岳の姿が見える。

100dsc07689←北岳の右には甲斐駒と仙丈も見える。

100dsc07690 100dsc07691 100dsc07692

100dsc07693←目を足元に落とすと今朝までお世話になったしらびそ小屋とミドリ池が見える。

ザックをデポし、9:34西天狗へ向かう。

100dsc07695←9:48、西天狗岳頂上。100dsc07696

100dsc07694←西天狗から見た東天狗岳。

100dsc07697←真ん中あたりに諏訪湖が見え、奥には乗鞍岳。

100dsc07698←西天狗岳頂上にて。

9:53、西天狗発。

100dsc07700 100dsc07701 100dsc07702

10:06、東天狗に戻る。

東天狗は電波が通じたので登頂メールを友人に送る。
10:15、東天狗をあとにし、根石岳に向かう。

100dsc07703←頂上直下から東天狗を振り返る。

100dsc07704←左:西天狗。右:東天狗。

100dsc07705←イワツメクサ。

100dsc07706←10:31、白砂新道入口。100dsc07707

10:43、根石岳。ここでお昼にする。

100dsc07708←西天狗と東天狗の間に蓼科の頭だけ見えている。

100dsc07709←西天狗の左には北アのスカイライン。穂高・槍、ず~っと左に行って乗鞍。その手前に諏訪湖が見える。

100dsc07710←東天狗、稲子岳、浅間山。

11:02、根石岳発。

100dsc07711←根石山荘が右手に見えている。

100dsc07712 100dsc07713←コマクサ。小屋の近くで人目がある方がいいのかもしれない・・・。
100dsc07714

100dsc07715 100dsc07716←11:14、箕冠山下の分岐。夏沢峠に向かう。

100dsc07717

100dsc07718 100dsc07719←11:40、夏沢峠着。
やまびこ荘に入り、スポーツドリンクを買おうとしたが水とお茶とコーラしか無いと言う。
あきらめて、しらびそ小屋で汲んできた水でガマンする。

100dsc07720←シラタマの木。実をつぶしてにおいを嗅いでみるとサロメチールの臭いがした。

11:49、夏沢峠発。

100dsc07721 100dsc07722←崩れやすい個所を迂回する。

100dsc07723←振り返ると夏沢峠の小屋の屋根が見えた。北八ツ特有の縞枯。
夏沢峠から南を「南八ツ」、峠から北を「北八ツ」と呼び分ける。

100dsc07724←次に目指す硫黄岳の真上にポッカリと小さな白い雲。

100dsc07725←硫黄岳付近は迷いやすいのでケルンがいくつもある。100dsc07726 100dsc07727 100dsc07728 100dsc07729 100dsc07730

100dsc07731←12:44、硫黄岳頂上。
広い頂上にてんでんばらばらに沢山の人が休憩している。
それらの人と間隔を適度にあけて私も腰を下ろす。
お湯を沸かしコーヒーを淹れ、パンをかじる。
眺めは最高。南ア・中ア・北ア・秩父方面・浅間。
富士山が見えてないくらいで「あとは全て見えます」と言ってもいいくらいだ。100dsc07732

100dsc07733_2←硫黄岳頂上にて。

100dsc07735←硫黄岳の爆裂火口。縁は崩れやすいとのことでかなり手前に立ち入り禁止のロープが張ってある。

100dsc07736←こちらは北方向。天狗・蓼科が見える。蓼科の左には北アの後立山の山並み。

13:47、硫黄岳をあとにする。

100dsc07737←しばらくはまたケルンに誘導されて稜線を歩く。100dsc07738

100dsc07739_2←硫黄岳山荘が見えてきた。

100dsc07740←小屋の前のテーブルではカップルが楽しそうに語らっていた(ように見えた)。
この小屋にもいつかは泊まりに来なければ。
12:36、硫黄岳山荘横を通過。

100dsc07741←硫黄岳付近は高山植物の宝庫だ。毎年ここにコマクサやウルップ草を見に来る人も多いようだ。

100dsc07742

100dsc07743←硫黄岳と硫黄岳山荘を振り返る。

100dsc07744←このあたりで女子単独行とすれ違う。若いが相当歩きなれている様子だった。いかにも「玄人」といういでたち。

100dsc07745←大同心。その向こうは阿弥陀岳。

100dsc07746←そしてやっと富士山が見えた。

100dsc07748←アップで撮影。頂上付近には雪が見える。

下りきったところからいよいよ横岳への登りにかかる。
鎖やハシゴが連続するのでストックは縮めてザックにしまう。

100dsc07749 100dsc07750

100dsc07751←コケモモの実が生っている。緊張する個所だったが、心を落ち着けてシャッターを切る。

14:22、横岳頂上に到着。

100dsc07752←富士をバックに、三脚セルフで撮影。

100dsc07754←横岳頂上から硫黄岳・蓼科方面を望む。

100dsc07755←同じく赤岳・権現岳方面。

100dsc07756←大同心の左に赤岳鉱泉が見える。本沢も「鉱泉」に戻した方がいいと思うのは私だけでしょうか。

100dsc07757 100dsc07758

100dsc07759←14:49、三叉峰。道標の向こうに見えるのは海ノ口のあたりか。100dsc07760

100dsc07761←キバナシャクナゲが咲くのは6月だろうか。

100dsc07762←肉眼で赤岳頂上小屋と展望荘が見える距離になってきた。100dsc07763

100dsc07764←地蔵の頭が見えてきた。あそこから先は何度か歩いたこののある道だ。

100dsc07765←15:37、地蔵の頭。100dsc07766

100dsc07767_2←地蔵の頭から行者小屋を見下ろす。3年前に「あさこちゃん壮行会」をやった懐かしい小屋だ。

2008年8月の「壮行会」の様子は是非コチラを>>>

100dsc07768←15:43、赤岳展望荘に到着。本日のゴールだ。

受付で素泊まり6500円也を払う。
風呂があること、水は買うしか無いこと、その代わりお湯・お茶・コーヒーは19時まで飲み放題なこと、火は外で使用などの説明を受け、大部屋下段52番(すいているので端っこを使用)にザックを置く。
靴下を脱いだときの開放感。
(そう言えば昨日は靴下をはいたまま寝た)

他の宿泊者の会話を聞いていると「今風呂誰もいない」と聞こえたので、早速着替えを持って風呂に向かう。

100dsc07769←現在16時少し前。ゆっくり入れそうだ。

100dsc07770←誰も入ってないのをいいことに「ごえもん風呂」を撮影。

石鹸はもちろん使えないが、頭もゴシゴシと洗わせていただいた。
ゆっくりと湯船につかり、極楽至極である。
八ガ岳にはけっこう上の小屋にも風呂があると耳できいてはいたが、なんだか病みつきになりそうである。

風呂上りには当然ビールである。
自炊の場合は飯の時間は全くマイペースでいいのがありがたい。
道具一式・食材を持ち、フロントでビールを買って、談話室に行く。

談話室には先客のおじさんが一人いた。
コーヒーを飲みながらTVを見ながらウトウトしているようだった。
ストーブが燃えていて温かい。
ダウンジャケットを脱いで半そでになる。
テーブルにもろもろを置いたら、外でお湯を沸かす。

100dsc07771←明日のバスの時間をメモっておく。11:20のバスに乗る予定。

小屋でもらったお湯から沸かしたのですぐ沸騰する。
カップ麺の夕食。
カップ麺を食いながらお菓子を食いながらNHKのTVを見つつ、ビールを飲む。
ビールがなくなったら「いいちこ」。

談話室に来たのは男1女2の30代パーティ・20代カップル・40台カップルといったところ。
皆さんいい顔をしていた。
談話室の窓からは暮れていく北ア・中ア、反対側の窓に金峰などの秩父の山と富士山・佐久方面が見える。

そろそろ日が沈むという頃、ダウンを羽織って外に出てみる。

100dsc07772←写真右端のお嬢さんの顔が見えるあたりが談話室。

100dsc07773←阿弥陀岳の右横に日が沈んでいく。100dsc07774

100dsc07775←こちらは蓼科と北ア方面。五竜と鹿島槍の頭、少し左に行って槍の穂先と穂高の頭だけが雲の上に見える。

100dsc07776

100dsc07777←赤岳頂上小屋に灯りが点っている。

100dsc07778 100dsc07779 100dsc07780

100dsc07782_2←諏訪湖方面。

男1女2のパーティはこの時間あたりから外に出て「ここからがマジックショウタイムよ」などとつぶやきつつ、シャッターを押していた。

100dsc07783 100dsc07784

談話室に戻る。
私以外に自炊の人はあまりいなかったようで、皆バイキングの夕食に出かけて、私一人になる。
NHKの地方ニュースを見ながらちびちびと焼酎を傾ける。

夕食が終わったのか最初に談話室で見かけたおじさんが戻ってきた。
おじさん「ここが静かで一番いいですね」

夜は更け、窓の外は真っ暗になり、焼酎も無くなってしまった。
部屋に引き上げ、歯を磨き、小屋のシュラフにもぐりこんだのが19:38。
念のために携帯のスイッチを入れてみたが圏外(SBです)。

疲れはあるはずだが、なかなか眠りはやって来ず、
(明日は5時に出発・阿弥陀岳経由で美濃戸口11:20のバスには乗ろう)
と、それだけ決めてあとはとりとめのないことを考え考え、いつしか眠ったようである。

 「八ケ岳へ(3日目・本編)」へ続く>>>

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2011年10月13日 (木)

八ケ岳へ(1日目・本編)

2011年9月27~29日の3日間で八ケ岳を歩いてきました。

(平日の3日間・・・さてどこへ行こうか・・・行きたいと思っていながらまだ行ってないところ・・・)

思い浮かんだのは「しらびそ小屋」でした。

1988年11月から1989年の4月にかけて、NHKで「北八ケ岳」を3回放送した。
そのうち2回分をたまたまVTRに録画して何度も何度も見た。
もう20年以上前の話だ。

ミドリ池畔に静かに薪ストーブの煙を上げるしらびそ小屋。
ヤマネが棲んでいるしらびそ小屋。
ウソやタイワンリスがえさを食べに窓際にやってくる。

そんなシーンを何度繰りかえし見たことだろうか。

主稜線上に小屋はたくさんあるので、2泊目はどこでもいいのだが、なんとなく赤岳展望荘あたりになるだろうと見当をつけておいた。 

======================================================

2011年9月27日(火)、5時少し前に起床。

パッキングをして5:50頃に青梅の家を出る。
青梅駅前のコンビニでおにぎりやパンなど買い足して、6:10発の電車で立川まで。
立川で甲府行に乗り換え、上野原あたりで少しすいてきたのでBOX席を占領し、おにぎりを頬張って朝食とする。

BOX席で車窓を眺めていると、小さな渓谷を渡る個所があり、旅情をだんだんと感じてくる。
電車の旅はこれがいい。

甲斐大和を過ぎ、トンネルをくぐると甲府盆地の向こうに南アルプスの姿が見える。
予報では3日間とも天気はよさそうだ。
8:38、甲府着。
乗り継ぎに15分ほど時間がある。
青梅駅前のコンビニに芋焼酎5合の紙パックのが売っていなかったのでここで仕入れたい。
しかし甲府駅前のコンビニにも「いいちこ」(麦焼酎)の紙パックしかなかった。仕方なくそれを買う。

100dsc07600←甲府駅前の信玄公像。

8:53、甲府発。
甲斐駒と鳳凰三山がだんだんと近づいてくる。

100dsc07601←左:鳳凰三山。右:甲斐駒。

日野春で特急に抜かれるため、11分停車する。
ホームに降りて山を撮影する。

100dsc07602←甲斐駒。左肩に魔利支天を従える。

100dsc07603_2←鳳凰三山。地蔵岳のオベリスクがハッキリと見える。

100dsc07604←日野春駅で特急退避中の中央線信州色電車。

9:43、小淵沢駅着。
ここでは13分の乗り換え時間がある。
まず、小海線ホームに行き、小海線ディーゼルカーのBOX席にザックを置く。
中央線ホームに戻り、立ち食い蕎麦を食べる。
とっても幸せである。

100dsc07605←小諸行きキハ110系2両編成。

11:03、ゆっくりと小淵沢を発車する。

甲斐小泉・甲斐大泉と少しずつ観光客らしい人が降りていく。

100dsc07606

清里駅ではどっと観光客が降りる。
ガランとなった車内で靴を脱いでBOX席の向かいに足を投げ出す。

100dsc07607←清里~野辺山間で。真ん中の一番高いのが赤岳。その右の岩の稜線が横岳。

車内放送でも「JR線最高地点」「野辺山がJR最高駅」と案内があり、最高地点の踏切を渡る。
そして野辺山駅に到着する。

100dsc07608←間延びした「JR」の文字の向こうにはきっと「国鉄」の文字があったはずである。

少しウトウトして、川べりになんだか大きな病院が見えてきたと思ったら小海駅に到着。

100dsc07609←11:03、小海駅。

100dsc07610←バス停の前にザックを置いて11:13のバスを待つ。

やがてやってきたバスには4~5人しか乗っておらず、登山姿は私しかいないようだ。

ところが、「松原湖駅南口」バス停から小海線で見かけた山姿のおばちゃんが乗ってきた。
(松原湖駅で降りてここからバスに乗ってもよかったのね・・・)
次回からそうすることにしよう。

バスに30分ほど揺られ、稲子湯終点で降りる。

100dsc07611←稲子湯に着いた小海町営バス。

100dsc07612←カメラを向けるわけにはいかなかったが、「稲子湯」の看板の左に山を下りてきたらしい山スカ女子がいた。単独だ。どこに行ってきたのだろう・・・
山スカ女子は折り返しのバスにやがて乗ってしまったが。100dsc07613←山からこちらへ下りて来るときには是非稲子湯にもお邪魔してみたい。

100dsc07614←11:49、歩行開始。

100dsc07615 100dsc07616

歩きはじめから針葉樹の森・苔の森・・・想像していた通り、いや、本やビデオで見た通りの景色だ。

100dsc07617 100dsc07618 100dsc07619

100dsc07620←ミドリ池の畔にしらびそ小屋はある。

100dsc07621←一旦車道に出て、あれっと思うがまた北八ツの森に入っていく。

100dsc07622←12:03、今度は駐車場に出てしまった。

100dsc07623←「みどり池入口」というバス停もある。
(もっと奥までバスで来れたのかな・・・)
ここで地図を取り出す。
登山道は林道を何度も横切るようになっている。
ここから「シャクナゲ尾根」を登ると「ニュウ」に向かう。
(おお、この前NHKでやってた「ニュウ」もけっこう近いのね・・・)

100dsc07624←道標を指差し確認し、私が向かうのはミドリ池。

100dsc07625

100dsc07626←9月も終わろうとしているが、トリカブトが咲いていた。

100dsc07627_2←9月21日の台風15号はこんなところにも影響を及ぼしている。100dsc07628

100dsc07629←出掛けに見てきた天気予報では今日から3日間天気はよさそうである。
木の間越に青空がのぞく。

100dsc07632←13:00、こまどり沢。小休止。100dsc07630 100dsc07631

8分ほど休んでから腰を上げる。

100dsc07633 100dsc07634←屋久島を思い出すような苔の森だ。

100dsc07635←「しらびそ小屋2分」と書いてある。ドキドキしてきた。

100dsc07636

100dsc07637←硫黄岳の爆裂火口。

13:35、しらびそ小屋に到着。

100dsc07638

小屋の前では5~6人休んでいた。
コーヒーを飲んでいる人。地図を眺めている人。写真を撮っている人。カメラが向いている先は・・・
100dsc07639←天狗岳だ。ミドリ池にも逆さに映っている。

100dsc07640←小屋の飼い犬だろう。
ミドリ池の水は台風15号の影響であふれている。

まず、小屋を撮影。

100dsc07641_2←本棟。100dsc07642←新館(宿泊棟)。

さて、小屋の中に入ってみよう。

「売店」と書いてあるのでこちらに人がいるだろうと見当をつけ、「こんにちは~」と声をかける。
右奥の調理場のようなところから若い男性が出てきた。
私「昨日電話しました○○と申します」
男性「はい、お疲れ様でした。今お茶を淹れますのでお座りください」

お茶とお菓子が出てきた。

1泊2食7800円也を渡す。

お茶を飲んでしまったところでそろそろビールが飲みたい。
小屋の前に冷やしてあったはずなので、小屋の外に出てみる。
ロング缶しかない。

小屋に戻り、
私「ビール、長いのしかないですが、350mlのやつはありませんか?」
男性「軽井沢ビールならあるんですが・・・」
私「それください」
男性はカレーを食べていたが、奥からビールを持ってきてくれた。

100dsc07644←ストーブの横に腰を落ち着け、ちびちびとやりだす。つまみはたくさん持ってきた。

100dsc07643←おぉ、これはNHKの番組で見た「エサ台」ではないか。その向こうに天狗岳(東天狗)。

100dsc07645←しばらく見ていると鳥がやってきた。ウソだ。

ビールのあとは持ってきた焼酎だ。
ちびちびやっていると見覚えのあるおばさんが小屋に入ってきた。
おばさん「バスで一緒でしたね」
私「はい、今日はどちらまで?」
おばさん「本沢温泉までです」
おばさんはコーヒーを注文していた。

やがて3人の年配のパーティが上がってきた。
男性2名、女性1名。
男性は小屋の外で着替え、女性は小屋の2階に上がって着替えている。
この小屋に泊まるようだ。

次に7~8名の男性のパーティが来てにぎやかに小屋前で記念撮影などしていたが、こちらは本沢温泉に向かっていった。

小屋の外をぶらついてみる。

100dsc07646

100dsc07647←薪ストーブの煙が上がるしらびそ小屋。

100dsc07648←こちらの犬は目が見えないらしい。

100dsc07649←東天狗。明日はあの稜線を歩くはずである。

小屋に戻りまたストーブの脇でちびちびと。
3名のパーティは横浜の方から車で来たようだ。
しらびそ小屋に泊まりに来て、明日の朝はそのまま下るとのこと。
どうやらこの小屋の30年来の常連さんのようだ。
小屋の男性を「孝明さん」と呼んでいる。つまり、現在の小屋主というわけだ。
ストーブのまわりでこの小屋の魅力・NHKの話・私の百名山の話・・・いろいろと話に花が咲き、いつしか夕飯の時間になる。

100dsc07650←窓辺のテーブルにおかずをならべ、17:30、夕食の始まり。
常連さんと孝明さんと5名でテーブルを囲む。
にごりワイン(季節限定とのこと)とにごり酒をごちそうになる。

100dsc07651

いつしか夜は更けていき、常連さんと共に新館の方に引き上げる。
常連さん3名は個室へ。
私の布団は談話室に敷いてあった。
広い談話室に1名。
すかさず寝た・・・

「八ケ岳へ(2日目・本編)」に続く>>>

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2011年10月10日 (月)

聖岳(速報)。

2011年10月09日(日)、南アルプス聖岳に登ってきました。

H隊員98座目です。

当初の計画では光岳まで行くつもりでしたが、私の体調不良(今は元気です)などありまして、聖岳のみとなりました。

天気は最高でした。

100dsc07934←聖岳山頂にて。

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2011年10月 9日 (日)

聖岳

聖岳
10月9日(日)6:35登頂しました。

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2011年10月 6日 (木)

大岳山へ(今年10回目・本編)。

2011年9月25日(日)、まさとし(上ミノ)・Aki・たびまま・私の4名で大岳山に行ってきました。

たびままが作ってくれたおにぎりを2個づつ持って青梅の家を7:50頃出ます。

8:06青梅発の奥多摩行き電車の最後尾車両に乗ると、すでにAkiさんが座っていました。
私「Akiさんがソロ参加とは珍しいじゃないですか?」
Aki「みん吉が中学の部活で忙しいんですよ。まぁ、中学に行けばこうなると思ってましたけどね」

そうしているうちにまさとしも前部車両の方から現れ、4名が揃う。

おしゃべりをしているとあっという間に御嶽駅に到着。8:34。
御嶽駅に張り紙があり、「先日の台風で倒木有。撤去作業中のため、御嶽神社階段から長尾平まで直接行くことはできません」との事。
回り道をしていけばいいので問題はないが。

ケーブル下行きのバスはほぼ満員で発車。
立ったままバスに揺られる。

バスを降りたところからケーブル滝本駅まで坂をテクテクと2~3分登る。

滝本駅で御嶽山駅まで往復切符を買い、ケーブル乗車待ちの列に並ぶ。
皆に並んでいてもらって、私は撮影タイム。

100dsc07553←わさび農家のおじさん。確か清水さん。滝本駅に獲りたてのわさびを並べて売っている。

100dsc07554_2←青空号に乗る事が多いのだが、今日は日の出号だ。

ケーブルには並んでいたおかげで座る事ができた。9:00発車。
とはいっても、たった6分の乗車。
御嶽山駅は標高831m。

100dsc07555_2←御嶽山駅前「御岳平」から見た日の出山。

トイレを済ませ、靴紐を締めなおし、4名右手を前に出して重ね、「ファイト~、マッスル、マッスル!」で気合を入れ、9:16歩行開始。

「急ぐ旅」ではない。
ゆっくりと参道を御嶽神社の方に向かって歩く。

やがて道は御師集落に入る。
ビジターセンターや宿坊があり、日の出山への道を左に分け、右の急坂を登ると大きな欅の木がある。

100dsc07556←神代欅。樹齢1000年との事。

100dsc07557←彼岸花。この花を見ると山口百恵の歌が口をついて出る。マンジュシャカ~♪

土産物屋の間を通り、御嶽神社への階段下に出る。

100dsc07558_2←神社にはお参りしないが、手を洗い口を漱いでから階段を登る。
鳥居をくぐり、門を抜けると、この光景が目に入った。

100dsc07559←階段をふさぐ大きな杉の倒木。100dsc07560

階段を左に折れ、大岳山に向かう途中でもこの景色が、、、

100dsc07561←この倒木では電柱が1本なぎ倒されていた。
結局この倒木もくぐることが出来、長尾平には回り道をしなくても行くことが出来た。
長尾茶屋はまだ開いていなかったが。

100dsc07562←9月も下旬だというのにまだタマアジサイが咲いていた。

100dsc07564←天狗の腰かけ杉。こちらは樹齢350年。

100dsc07565←10:00、水場。小休止。水を1.5リットルほど汲んでいく。

100dsc07566←水場の少し先にあずまやがある。

100dsc07567 100dsc07568←あずまやから3分ほど登ると、小さな橋を渡る。
「これから山に入るぞ~」という気分にさせてくれる、大岳山で私が一番好きな場所である。

橋を渡ると渡った沢の右岸沿いに登っていく。
たびままと二人きりだと左岸の方に向かって「ヤッホー」と叫んで「響いたね」などとやる場所であるが、今日はおしゃべりに花が咲き、あっと言う間に峠に着く。

10:30、芥場峠に到着。

100dsc07569←芥場峠には「クマ隊長」の看板がある。薄汚れていて以前から気になっていたので、今日は雑巾を持ってきた。
100dsc07570←ちょっとだけキレイにしてみた。
今度来るときには洗剤も持ってこなくては。

100dsc07571←台風15号は杉の木の枝を落として通り過ぎたようです。道がフカフカになっていました。

100dsc07572←注意はもちろん必要ですが、それほど危険な個所ではありません。

100dsc07573←アキノキリンソウ。ピンボケすみません。

11:05、大岳山荘のテラスに到着。

100dsc07574←富士山は見えないが、丹沢方面の眺めに見入る。

100dsc07575←頂上付近は雲に隠れているが、一番奥が丹沢の山並み。中間あたりが生藤山~陣馬。手前の緑の尾根は馬頭刈尾根。

100dsc07576←写真真ん中あたりに日の出イオンモールや東京サマーランドが写っています。

さぁ、あと一登りで大岳山頂上だ。

100dsc07577←セリの花。「春の七草」のイメージがあるが、夏に咲く花である。

100dsc07578←大岳山荘からは10分ちょっとの登りで頂上に着く。

100dsc07579←11:28、大岳山頂上に到着。日曜の大岳山は人でごったがえしている。

100dsc07580←標高は1266.5m。

100dsc07581←まさとしにもらった「くんせいたまご」を三角点の上に置いてみた。100dsc07582

100dsc07583←お湯を沸かし、カップ麺を食べたり、味噌汁を飲んだり。我が家はたびままのおにぎり。

100dsc07584 100dsc07585←三脚・セルフタイマーで記念撮影。

12:02、頂上をあとにする。

100dsc07586←アキチョウジ。

100dsc07587←大岳山荘近くの大岳山神社。左:本殿、右:拝殿。

12:51、芥場峠。

100dsc07588←沢の右岸の道。

100dsc07589←このあたり、紅葉の時期もいいですよ。

100dsc07590←沢を小さな橋で渡り、「山」から「里」に戻る。

あずまやで小休止。

100dsc07591←13:35、長尾平。長尾茶屋は開いていた。
6月放送の「アド街」で放送されたようで、それ以来ますますにぎわっているようだ。
赤いエプロンが店主の川崎直之氏。

100dsc07592 100dsc07593←まさとし・私はビール、Akiさんは缶チュウハイ、たびままはジュースで乾杯だ。

100dsc07594←店主のおすすめはホットワイン。冬に来たらチャレンジしよう。

100dsc07595 110925_134841←ここにしかない「八海山ワンカップ」川崎さんが特注したものだそうだ。

川崎さんに「また仲間を連れてきますね」と挨拶をし、ほろ酔いで長尾茶屋をあとにする。

100dsc07596←「古狸山」も週末は営業するようだ。店の奥が気になったので断って中に入ってみると少々おしゃれな空間になっていた。
ここも今度探検しに来なければなるまい。

100dsc07597←下りのケーブルも日の出号だった。

バスで御嶽駅へ。

100dsc07598←御嶽駅前でまさとしとAkiさんはわさび漬けを買っていた。

100dsc07599_2←御嶽駅ホームから見た「旧ほらみたけ邸」。主が変わって黄色いハンカチもなくなってしまった。

青梅駅で電車を乗り継いで河辺駅で下車。
「梅の湯」でサッパリしたら、「梅寿庵」で反省会だ。

110925_163230 110925_164041

充分4人で反省したところで解散。
今年中にあと2~3回は大岳山にまた行かねば・・・

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2011年10月 3日 (月)

荒島岳へ(本編)。

「火打~妙高(本編3日目・番外編)。」から続く>>>

「そろそろ起きますか」のサコー岳園長の声で起床。4:55頃。
2011年9月12日(月)、民宿「林湊」の2階の一部屋にて。

この民宿の泊り客は登山者がほとんどであるから、5時には朝食が食べられる。
早速階下に下りて朝食をいただく。

100dsc07401←「林湊」の朝食。
納豆・生卵・サケだけでご飯3杯はいけちゃうのであるが、このあとの登山に差し支えるといけないので2杯にしておく。

宿の会計は「申告制」になっており、「1泊2食5500円、ビールは一本500円ね」と、宿のお母さん。

私「(サコーさんが先に席を立っていたので)自分の分5750円とペットボトルのドリンク1本で計5900円ここから取ってもらっていいですか」と、1万円札を渡す。
お母さん「あ、そうですか」
と言って奥に入っていき、お釣りの4100円を渡してくれる。
申し訳ないくらいの安さだ。

部屋に戻り、
私「サコーさん、自分の分払ってきましたので、サコーさんは5500円プラスビール代半分で5750円を払っておいてください」
サコー「わかりました」

パッキングをほぼ終えたところで階下に水汲みと歯磨きへ。
2階に戻ってザックを背負い、部屋を一足先に出る。
登山靴を履き、民宿の玄関を撮影。

100dsc07402←サコーさんもすぐ下りてきて登山靴を履く。

6:00、出発。

100dsc07403←越美北線勝原駅。

100dsc07404←ヤナギラン。

100dsc07405←国道に出て少し歩くと「カドハラスキー場」の大きな看板が現れるが、スキー場は2008年のシーズンで終了してしまった。100dsc07406

100dsc07407←もう使われることのない第一リフト。登山道はリフト沿いに左側を登っていく。100dsc07408

100dsc07409←サコー岳園長が登山届を記入。100dsc07410

6:22、登山開始。

100dsc07411←クズの花。

100dsc07412←萩の花。秋を感じます。

100dsc07413←第一リフトから離れ、かつてもう一基あった第二リフトのあたりをジグザグに登っていく。
ススキの穂も秋を感じさせます。

7:01、第二リフト終点跡に到着。小休止。

100dsc07414←越前大野市街が見えます。

100dsc07415←第二リフトの残骸に腰をかけて汗を拭うサコー岳園長。

さて、ここから先の登りは樹林帯の道。
ここまでは汗を拭き拭き登ってきましたが。

100dsc07416←気持ちのいいブナ林が続きます。100dsc07417

100dsc07418←「トトロの木」という名前がつけられている。

100dsc07419←大きな木にはタッチして「気」を分けてもらっていたのであるが、ここでは抱きついてみた。

7:50、白山ベンチ。

100dsc07420←左:白山。右:別山。

100dsc07421←この切り株の指す方向に白山が見える。
それにしてもいい天気だ。100dsc07422

100dsc07423 100dsc07424←キツイ登りもブナに癒されれば文句なし。

100dsc07425←「ふかちんの頭」と読み換えるサコー氏とたけぱぱでありました。

100dsc07426←素晴らしいブナ林が続く。鳥の声も聞こえる。この山は自然がよく残っている山だ。

100dsc07427 100dsc07428

100dsc07429←8:40、シャクナゲ平に到着。パンをかじってエネルギー補給。
ザックはここにデポして、カメラと水だけ持って荒島岳に向かう。
8:50発。

100dsc07430←シャクナゲ平から少し下ると右に「佐開コース」を分ける。
ちなみに、我々が登ってきたのは最も一般的な「勝原コース」。
他にも「下山(しもやま)コース」「中出コース」があり、我々は中出コースを下る予定である。

100dsc07431←「もちが壁」という滑りやすい急登の個所がある。
鎖やロープをつかんで慎重に登っていく。
急登が終われば笹原の中、花と景色を楽しんで歩く。

100dsc07432←カメバヒキオコシ。名前はサコー岳園長に教わった。薬草である。倒れていた修験者にこの薬草を与えたところ、起き上がりまた修行に向かったという。

100dsc07433←リンドウの仲間のようではあるが・・・

100dsc07434←オヤマリンドウ。

100dsc07435←大野市街の向こうには日本海も見える。

100dsc07436←白山・別山の眺めが素晴らしい。程よい距離感。谷を隔てて見る眺めの素晴らしさは写真では到底つたわらない。

100dsc07437←アキノキリンソウ。

100dsc07438

100dsc07439 100dsc07440←頂上付近は笹と低木しか見あたらない、優しい感じのするところだ。
空身でゆっくりのんびりと歩く。

100dsc07441

100dsc07442←オヤマエンドウとアキノキリンソウの紫と黄色の対比が素晴らしい。

100dsc07450←9:41、荒島岳頂上に到着。

100dsc07454←荒島大権現奥の院。

100dsc07443←荒島山頂からの白山。

100dsc07444←大野市街の向こうには日本海。

100dsc07445←白山をアップで撮影。右から御前峰(最高峰)・剣ヶ峰・大汝峰。

100dsc07446←少し引いて撮影。白山~別山。

100dsc07447←日本海方面をアップで。

100dsc07448 100dsc07449←頂上にいた人にシャッターをお願いする。白山・別山をバックに。

100dsc07451←頂上に咲いていたトリカブト。

100dsc07452

100dsc07453←大野市街・日本海方面の眺めに見入るサコー岳園長。

10:00、荒島岳頂上をあとにする。

100dsc07455←サコー「リンドウの花が開いていますね」。私「ホントだ」。

100dsc07456 100dsc07457

10:44、シャクナゲ平に戻ってきた。

私「お昼はどうします」
サコー「小荒島でお昼にしましょうか」
私「はい、そうしましょう。コアラの島でお昼にしましょう」

100dsc07458←ツリガネニンジン。

11:08、小荒島に到着。

まず、お湯を沸かす。

100dsc07459←白山頂上付近に雲がかかってきた。

100dsc07460←小荒島から見た荒島岳。

お湯が沸いた。カップ麺にお湯を入れる。
3分経ったらお待ちかねのお昼だ。
白山~別山を眺めながら食べるカップ麺はことのほか美味い。

100dsc07461←荒島岳をバックに。

もう一度お湯を沸かし、コーヒーを淹れる。
この景色を眺めながらのコーヒー。
これぞ至福のひと時。

11:41、小荒島をあとにする。

100dsc07462←ヨメナ。

100dsc07463←ホツツジ。

100dsc07464←ミゾソバ(ウシノヒタイ)。

16887478_1317653702_153large←ナデシコ。サコーさん撮影。

中出コースですれ違ったのは数人。
上の方は見事なブナ林だったが、だんだん植林が多くなってきて、ついには作業道に出る。
昔は車で入ったのだろうな、という道。

100dsc07465←アキギリ。

100dsc07466←ツリフネソウ。

100dsc07467←作業道を歩いてきたが、よく探せば山道がここまであったのかもしれない。

13:00、車が何台か停まっている駐車場に到着。
ここからはアスファルト道を歩く。
道の途中で何か打ち合わせをしていたおじさんに声をかけられる。
おじさん「頂上はどうでしたか?」
我々「まぁ、道も普通でしたよ」
おじさん「それならよかった。私ここの区長なんです。また是非お越しください」

100dsc07468←13:16、中出の集落。
ここで右に折れ、越美北線の下唯野駅を目指して歩く。

電波も通じるので「無事下山メール」を携帯からポチポチと打つ。
あるいはWEBで呟いたり・・・
照り返しがキツく、ある意味ここが一番つらかったかもしれない。

100dsc07469←下唯野駅が見えてきた。
が、周りにお店らしきものは何もない。
言わなくてもお分かりだとは思うが、ビールが売っている店を目で探しているのである。

100dsc07470←13:44、下唯野駅に到着。

今日は風呂に寄る予定はないので汗に濡れた服を駅舎(兼待合室)で着替える。
次の福井行き(上り)は14:51までない。
下りなら13:55の九頭竜湖行きがある。

私「サコーさん、提案があります」
サコー「どうぞ」
私「下りの列車で終点まで行きます。九頭竜湖で折り返しの列車まで18分時間が取れます。多少出費はかかりますが、九頭竜湖ならきっと店はあると思います」
サコー「承知しました。そうしましょう」

駅舎にはもう一人山姿のおじさんがいたが、おじさんも同じようにすることにしたようだ。
列車が近づくとおじさんは「戸締りしなくちゃ」と言って窓や戸を閉め始めた。

100dsc07471←13:55、下唯野駅から下り電車に乗る。もう一人のじさんも乗る。

次は柿ヶ島。乗降客はないが停車しては発車していく。
駅名票を眺めるだけでも楽しい。
バスだと乗降客がなければ通り過ぎるだけ。

勝原で2~3名動きがある。

勝原からは「荒島トンネル」という長いトンネルに入る。
すぐトンネルに入ってしまうのだが、ここからは未乗区間なのでしっかりと前方を凝視。

100dsc07472←トンネルを出ると越前下山。

100dsc07473←14:15、越美北線終点九頭竜湖駅に到着。

100dsc07474 100dsc07475←線路はすぐ先で行き止まり。
世が世なら「越美南線」(現・長良川鉄道越美南線)とつながって、福井県と岐阜県が鉄道で結ばれるということになっていたはずであるが、そんなことには金輪際ならないようである。

100dsc07476

さて駅前の売店らしきところでビールを探す。
が、しかし売ってない。

サコー「今そこの店で訊いたんですが、そこの農協で売ってるらしいですよ」
指差す農協はどうみても「事務所、せいぜい貯金窓口」的な構えの建物だったが、入ってみると確かにビールと日本酒が売っていた。

日本酒とビールを買ってまた乗ってきた列車に乗り込む。
14:33の発車を待たずに越美北線車内で反省会の開始である。

1474716_1314867782_253large

先ほど乗った下唯野には14:50着。14:51発。
「ここで1時間以上待ち、しかも酒にありつけない」よりはよっぽど楽しい時間を過ごせたというわけだ。
越美北線完乗も果たせたし。

16887478_1317653685_1large←名残惜しい荒島岳。サコーさん撮影。

福井には15:58着。
しらさぎ9号に乗る。
1474716_1314963216_185large←しらさぎ9号車内にて。

16:52着の金沢で缶チュウハイとますの寿司を買って、はくたか23号へ。

100dsc07477←はくたか23号。ピンボケすみません。

1474716_1315103408_231large←缶チュウハイをいただきながらますの寿司を食らう。

越後湯沢には19:59着。
20:08発のMAXとき348号で仕上げに日本酒を飲みながら今後の山行などについて語りあう。

当初大宮で下りて埼京線・武蔵野線経由で帰るつもりだったが、何しろ乗換えが面倒だ。
このまま乗って東京へ行けば21;20に着く。
東京発21:30の青梅ライナー5号に乗れるではないか。

というわけで大宮でサコーさんは降りていく。
固い握手をして「また次回是非よろしく」と、再会を誓う。

東京駅での乗り換え10分間でゆで卵を探したが見つからず。
酒とシウマイを買って青梅ライナーに乗る。

1474716_1315500011_164large←青梅ライナーにて。

青梅の我が家に着いたのは22:50頃。
火打・妙高と荒島をつないだ4日間。
「大人の休日倶楽部パス」を使って山もお酒も電車も楽しめました。
言う事無し。
サコーさんを始め、皆様には大変お世話になりました。

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2011年10月 2日 (日)

『私の南アルプス』 不破哲三著 (ヤマケイ文庫)。

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「南アルプスは遠い・・・」

誰しもそんな思いを抱いていると思う。
しかしこの「元日本共産党委員長」は激務を縫って毎年夏に南アに足を印したそうだ。
(総選挙などの日程が入ってしまい、行けなかった年もあるようだが)

「実際南アルプスは遠い」
今切実にそう思っている人を少なくとも一人知っている。
私の32年来の友人であるH隊員である。

9月初旬の台風12号・9月下旬の台風15号と続いた大型の台風のために、林道がズタズタになり、大幅に計画が狂ってしまったのだ。
H隊員百名山完登も来年に回すこととなった。

私も南アの山は仙丈ヶ岳のみ2度行ったことがあるが、その他の山は1度しか登ったことがない。

そんな「遠い遠い南アルプス」に病みつきになった男。
しかも初めての南アは58歳のときの仙丈ヶ岳。
しかもその時は「現役日本共産党の委員長」だった人。
それが不破哲三である。

静かな語り口が南アルプスを語る上で誠にしっくりとくる。

「読んだら登りたくなる」こと請け合い、である。

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2011年10月 1日 (土)

大岳山へ(今年9回目、本編)。

2011年9月18日(日)、H隊員・たびまま・旅人・私の4人で大岳山に登ってきました。

H隊員号で青梅の家の前まで迎えに来てもらうというラクチンアプローチ。
吉野街道を通り、ケーブル滝本駅に近づくに連れ、ザックを背負って歩いている人の姿が多くなってきました。

(こりゃあ、バスも満杯で歩いてるのかな・・・)

ケーブル駅の相当手前の駐車場も満車状態。
歩いて滝本駅まで行ってみましたが、駐車場待ちのためにかなりの車が順番を待っています。

私「こりゃ、ダメだ。作戦変更。大ダワから登ろう」

奥多摩駅前まで行き、奥多摩駅舎を車の中から少し眺めます。
コンビニで水を買います。
ここまでの道でも旅人は少し車酔い。

林道を走るH隊員号。
後部座席の旅人はグロッキー状態。

100dsc07524_2←10:04、大ダワに到着。御前山と大岳山の鞍部です。

100dsc07526←旅人は「状態回復」に努めます。

トイレを済ませ、靴紐を締めなおし、軽く準備運動。
4名右手を前に出して重ね、「ファイト~、マッスル、マッスル!」で気合を入れ、10:15歩行開始。100dsc07525

いつもは下りに使う鋸尾根です。こちらから大岳山に登るのは私も初めてです。

100dsc07527←奥多摩駅方面との分岐。

100dsc07528←もう少し上にも分岐があります。

最初は私が先頭を歩いていましたが、H隊員&旅人の野球談義が白熱しているようでしたので、先頭:旅人、二番手:H隊員の順で歩いてもらうことにしました。
たびままと私はあとからゆっくりと歩いていきます。

100dsc07529←ゴルフボールのような茸がありました。

道端で弁当を広げている人がいて、
(こんなところでお昼?)
と思ったのですが、すぐ頂上に到着。
つまり、頂上が人でいっぱいなので下へ下へと下りてきてお昼にしているようなのでした。

100dsc07532←11:36、大岳山頂上に到着。

100dsc07531_2←今日は富士山がよく見えています。

100dsc07530←大岳山頂から見た富士山。アップで。

三角点や頂上標柱のあるところはとにかく人でいっぱいですので、富士山は見えませんが、少し下ったところでシートを広げ、お昼にします。

100dsc07533←お湯を沸かし、H隊員と旅人はカップ麺。
たびままはおにぎり。
私は袋ラーメンを茹でていただきます。100dsc07534

食後にもう一度お湯を沸かし、コーヒーを淹れる。
ラーメンも美味かったし、コーヒーもウマイ。
これぞ至福のひと時です。

100dsc07535←私が片付けている間、寝転んでくつろぐ旅人。

H隊員との野球談義のおかげで車酔いの不調も吹き飛んだ様子。

100dsc07536_2←H隊員の手にしている地図は奥多摩の地図ではありません。南アルプスの地図です。

9月初旬の台風12号の影響で林道がズタズタになり、9月17~19日の3日間で南アの聖・光で98~99座目の予定もズタズタになったH隊員。
「百名山完登を今年10月奥穂で」のプランも来年に回すこととなり、今後の対策を練るためもあってわざわざ栃木から来てくれたというわけです。

100dsc07537 100dsc07538 100dsc07539←地図を覗き込んで鳩首会談の二人をたびまま&旅人が面白がって撮っています。

100dsc07541←たびまま撮影拒否(旅人撮影)。

100dsc07542←さてそろそろ片付けよう(旅人撮影)。

100dsc07543 100dsc07544←ごったがえす大岳山頂にて。

100dsc07545←富士山をもう一度アップで。

100dsc07546←一番奥に見えるのは丹沢の山並み。真ん中辺りは生藤山から陣馬山。手前の緑は馬頭刈尾根。

12:38、大岳山頂上をあとにする。

100dsc07547←野球談義が続いているのか、どんどん下っていく「速足コンビ」。

100dsc07548_2←でも時々こうやって「鈍足夫婦」を待っていてくれます。100dsc07549

100dsc07550_2←アキチョウジ。

13:46、大ダワに到着。

H隊員号で河辺駅前の「梅の湯」に行き、汗を流します。
それほど今日は汗をかきませんでしたが・・・

Ca2j802r←梅の湯の「梅寿庵」にて反省会開始。H隊員、飲めない(運転して帰らなきゃならない)のに付き合っていただき、スマンね~~~。

Cagese5i←しかも旅人にカキ氷をおごってもらってスマンね~~~

H隊員とは梅の湯で別れ、3人で「ワタミ」へ。

Ca8iu0ip Cakmgaey

H隊員へ、家族で大変お世話になりました。
これからもお世話になると思いますので、よろしく哀愁~~~!

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